2011年10月9日日曜日

(9831)ヤマダ電機の会社説明会へ行ってきました♪


(9831)ヤマダ電機の会社説明会に行ってきました。

日時:2011/09/24(土)
場所:名古屋市 グランコート金山

土曜日なので、一般投資家も多いかと思いきや、平日と変わらずお年寄りばかり・・・
500名ほどの参加者と名古屋にしては多め?

とりあえずいつもの会社データ分析。
(9831)ヤマダ電機の簡易分析
分析日11/10/07
市場東証1部
株価5230
時価5050億円
PER6.56倍
PBR1.05倍
ROE15.1%
ROA7.6%
配当76円
利回り1.45%


会社業績は売上2兆と、このセクターではダントツ。

まずは専務が現況の説明。
60ページ超の資料を、ほとんどそのまま読み上げたようなもの。
大変なのはわかるけれど、もう少し頑張って欲しかった所です。

【内容のポイント】
・大幅増配(でも利回り低い) 
・シェアはまだ奪う余地ありあり(都道府県別シェア) 
・在庫回転率が高い
・中国展開

その後は創業者である会長が想い(?)を語り、質問へ。

Q.メーカーとの関係は?
A.公正取引委員会から言われて、改善している
  (まぁ、もし悪くてもここでは言えないですよね^^;)

Q.運転資金が少ないのでは?
A.商品の回転率が高いので問題ない
  (逆に言えば、在庫を抱えてしまうと借入が必要?)

Q.配当が少ない
A.率ではなく額が重要(そうなんですが、それでも低いでしょう^^;)
  安定経営の為でもあるし、同業他社の中でもトップクラス

Q.日経ビジネスの記事では、アフターサービスが最下位だったが・・・
A.納得していない。
  場合によっては裁判も!?

Q.増資はあるか?
A.当面は考えていない。

Q.中国展開でのリスクは考えているか?
A.もちろん考えているが、中国政府からの要請で出店しているので比較的安心。
  国内メーカーもmade in Chainaなので、流通面でも恩恵有。
  3年で5店展開し、売上は1000億規模を目指す。

あと重要な話では、「Newザ安心」というビジネスモデル
他社で買った製品にも長期保証を付けられるというものですが、これの各種比率については非開示との事。
かなり利益率が良いのだろうと推測されます。
なのでこの部分が拡大するようならば業績への影響が大きいので要注目でしょう。

次に中国展開がどうなるか。
恐らくそこまで問題ないでしょうし、会社予想より早く伸びる気もしますが。
→ 残念ながら2013年に撤退店舗が出てきています

近い話だと、8月のTV売上は前月比-25%!
(前年度比ではないので、そこまで悪い数字ではないらしい)

そんな感じの説明会だったけれど、最後の抽選会が一番びっくりしました。
1等がデジカメくらいかなーと考えていたら、さすがは天下のヤマダ電機です。

なんと40インチTVですよ。
さらに22インチTV、一眼レフと空気清浄機etcetc
1万円相当~のが合計20名ぐらいにプレゼントと、かなりの高確率(もちろん自分は外れましたが・・・)
そして、最後は全員にお土産で、高そうなうどん、ヤマダ商品券。
そりゃお年寄りも大量に参加するわけです笑

景品はメーカーから提供してもらったものだろうけれど、ここから推測される事は、仲が良いか悪いかは置いておいて、やはりメーカーに対するヤマダ電機の影響力は凄まじいという事ですね。
シェアが大きいという事は、それだけで利益なのです。